《伯爵与妖精》卷六第七章在妖精界立下约定7.3
たとえ一瞬だろうと、リディアから気持ちも手も離してはならないことは、エドガーだってわかっていたはずだった。
爱德格明知道即使只是短短一秒钟,他的心和他的手也绝不可以离开莉迪雅,却未能坚定意志。
ぐったりした彼女をかかえたまま、その場に座り込む。
他将全身无力并失去意识的莉迪雅抱在怀里,茫然地坐在地上。
「遅かったって?リディアはここにいる。呼吸も鼓動(こどう)もある」
「为什么来不及?莉迪雅还在这里啊,有呼吸也有心跳。」
「それは残像みたいなもんだからな。リディアの魂(たましい)は妖精界にとらわれちまった」
「莉迪雅的灵魂已经被困在妖精界了,留在这里的只是类似残像的东西。」
「ニコ、助けてくれ。どうにかならないのか」
「尼可,请帮助我,有什么办法可以把莉迪雅带回来?」
「おれは妖精だから、人界に引き戻す力はねえよ」
「我是妖精,没有将人类带回人类世界的力量。」
腰に手をあてて、彼はひとつため息をついた。
尼可双手插腰,叹了一口气说道:
「悪いな、伯爵。あんたは早く戻った方がいいぞ。そこの小舟に乗れよ。海の上は人間界だ」
「伯爵,很抱歉,你还是赶快打道回府吧。你可以乘那艘小船离开,海面上就是人类的世界了。」
だったら、この岸辺が境界なのか。ほんの一歩で、外へ出られたところだったのだ。
所以说,大海就是两界的边界吗?他们只差一步就可以返回自己的世界。
くやしくて、リディアの体をかき抱くが、何の反応もない。
爱德格悔恨万分,他紧紧地抱住莉迪雅的身体,但是她却没有丝毫反应。
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