《伯爵与妖精》卷七告诉我眼泪的秘密第一章分开后才明白1.2
「来た来た、おれ宛(あて)だ」
“来了来了,这是我的信。”
「ニコ、あなた文通なんかしてるの?」
“尼可,你有交笔友呀?”
驚くリディアの方を見て、郵便受けの上に二本足で立った妖精猫は、得意げに胸を張った。
妖精猫以双脚站立于信箱上,还得意地抬头挺胸看着吃惊的莉迪雅。
「手紙ってのは紳士のたしなみだろ」
“与人书信来往是绅士的高雅嗜好嘛。”
きちんとネクタイをして、毛並みやマナーに気を配る彼は、妖精だが紳士のつもりだ。
尼可虽然是妖精,却总是以绅士自居,他不仅打着整齐的领结、将身上的毛梳理得光亮柔顺,还十分讲究礼仪。
リディアの幼なじみで相棒でもあるが、人間とのつきあいが長いせいか、読み書きもできるし、リディアが知る妖精たちの中ではかなり人間くさい。
他不仅是莉迪雅的儿时伙伴,也是莉迪雅的妖精友人。尼可常年和人类相处,所以能够读书写字,是莉迪雅认识的妖精中最接近人类习性的。
しかし、どうしたって姿形(すがたかたち)は灰色の長毛猫なのだから、人間くさいほど違和感(いわかん)がある。
但是不管怎么说,尼可的外貌都是一只长毛灰猫,拥有人类般的性格反而给人一种不协调感。
「リディアお嬢(じょう)さま、ニコ殿(どの)、聞いてくだされ」
“莉迪雅大小姐、尼可大人,你们听我说。”
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