《伯爵与妖精》卷七第三章不详的预兆3.2
バンシーを寝かせたポールは、静かに部屋を出ようとしていた。
波尔让班希躺在床上,接着轻手轻脚地准备离开房间。
そのとき、か細い声が彼を呼んだ。振り返ると、起きあがったバンシーが彼の上着をつかんでいた。
此时背后传来微弱的声音呼唤波尔,他回头一探究竟的时候,从床上起身的班希拉住他的上衣。
「しばらく休んでたらいいよ。ここまで来るのに疲れただろう?汽車に乗ってきたからよけいにさ」
“你先休息一下,长途跋涉应该很累吧,更何况你还是跟我坐火车来的。”
妖精は鉄がきらいだとリディアに聞いたことがあったから、鉄道はどうなのかとバンシーにも気を遣(つか)って確認したポールだったが、彼女は大丈夫だと言ったのだった。
波尔曾经听莉迪雅说过妖精生性厌铁,因此他在搭火车之前,还贴心地问班希能否搭火车,不过她说没有问题。
害があるというよりは、おおかた気分の問題らしい。
铁似乎对妖精无害,他们纯粹是不喜欢这种物质。
「すみません、取り乱してしまって……。でも汽車のせいではありませんし、妖精ですから、疲れてはいません」
“对不起,刚才真是失态……这不是搭火车的关系,而是我们妖精不会感到疲累。”
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