《伯爵与妖精》卷七第六章金发的贵妇6.2
「でも、ニコはベッドの下にいなかったもの。どこか遊びに行っちゃったのよ。時間がないの。これがあれば、バンシーのもとへ行くのに迷うはずはないわ」
“可是尼可不在床底下,大概是跑去哪儿玩耍了。时间很紧迫,我没办法等他回来了,只要我把琥珀带在身上,应该就能正确抵达班希身边。”
わかりました、とコブラナイは床に穴を掘りはじめる。絨毯(じゅうたん)の奥にぽっかりと暗い空洞(くうどう)ができるのを、ポールは困惑(こんわく)気味に眺めていた。
“我知道了。”矿山哥布林说完跳下桌子,开始在地板上挖洞,不久地毯下方出现了一个黑漆漆的大洞,波尔困惑地看着眼前的景象。
「リディアさん、そうだ、ぼくもいっしょに行っていいですか?」
“这样吧,莉迪雅小姐,我可以跟您同行吗?”
「でも、安全とは言い切れませんわ」
“我无法保证进去不会出事喔。”
「なおさらあなたのような女性をひとりで行かせられません」
“那我就更不能让您一个女孩子独自涉险。”
まっとうな正義感を持っているポールだ。説得しても引き下がりそうにない。
波尔是个非常有正义感的人,就算莉迪雅劝他留下,他也不会乖乖听话吧。
それに、ポールがいた方がバンシーに帰ってくるよう説得しやすいかもしれない。
再说,若是波尔跟着去的话,说不定比较有可能把班希劝回来。
リディアが頷くと、ポールは紳士的(しんしてき)に、先に穴へ入ると言った。
莉迪雅点头答应之后,波尔展现出绅士的风度,率先进入黑暗的洞穴。
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