《伯爵与妖精》卷七第七章以生命作为交换7.7
「……イブラゼルの鍵?でも、僕には見えない。何の感触もない」
“……伊普拉杰鲁的钥匙?可是我什么都看不到、也感觉不到。”
バンシーに触れた手を目の前に開き、戸惑(とまど)ったようにつぶやく。
爱德格张开刚才班希触碰的手,懊恼似地喃喃自语。
「リディア、きみならわかる?」
“莉迪雅,你看得到吗?”
「あたしにも見えないわ。たぶんそれは、受け取った人にしか意味のないものなのよ」
“我也看不见,可能只有继承钥匙的人才能感受到吧。”
きっともう、ユリシスにも誰にも奪えない。青騎士伯爵であるエドガーだけのもの。
那样东西一定已经完全属于身为青骑士伯爵的爱德格,无论是尤利西斯或是其他人都无法夺走。
「妖精を見る力がないのに、鍵も見えなくて、使い方もわからない。バンシーが命とひきかえに与えてくれたのに、これじゃあ宝の持ち腐れだね」
“我既看不见妖精、也看不见钥匙,更不知道钥匙的使用方法,亏班希舍命将钥匙交付给我,真是辜负了她的一番美意。”
それでも見えないものを、彼は大切そうに手の中に握り込んだ。
即使如此,爱德格毅然珍惜地将手握紧,仿佛那样他看不见的东西就在自己手中。
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