《伯爵与妖精》卷八第一章银色月夜的童话故事3
野バラの妖精族が開く舞踏会に集まっていくのか、小さな姿がニワトコの茂(しげ)みから湧(わ)き出て、列になって庭を横切る。
他们大概是要去参加野蔷薇妖精族的舞会,小小的身影们纷纷从接骨木树丛现身,并且列队穿越莉迪雅家的庭院。
麝香(じゃこう)に似た強い香りを持つニワトコの木は、魔女の木ともいわれ不吉(ふきつ)な言い伝えを持つが、要は謎(なぞ)めいた力があるということか、妖精たちが好む木だ。だからか父がたくさん植えた。おかげでここは完全に、妖精のたまり場だ。
接骨木散发出宛如麝香的浓郁香味,而且还拥有魔女之树这种不吉祥的传说,然而这种植物深受妖精喜爱,不知道是否因为接骨木附有某种谜样的力量呢?莉迪雅的父亲也因此在庭院中了许多接骨木,使得莉迪雅家的庭院完全成了妖精的聚会场所。
(みんな聞いたか?野バラの女王さまがステキなものを手に入れたってさ)
(喂、你们听说了吗?野蔷薇女王陛下得到一样很棒的宝物喔。)
(ああ、ヴァイオリン弾(ひ)きだそうだ。若くてとびきりの宝石みたいな魂(たましい)だって)
(啊~~好像是个弹小提琴的人,听说他的灵魂即年轻又如同宝石般美丽呢。)
その声を耳にしたリディアは、とっさに窓を開け、身を乗り出していた。
莉迪雅听到妖精们的对话立刻打开窗户,并探出身子问那些妖精:
「何ですって?本当なの?」
“你们说什么!?这是真的吗?”
(わあっ、意地悪リディアだ!)
(哇!是坏心的莉迪雅!)
茶色の妖精たちは、バラバラになって逃げ出した。
褐色的妖精四处逃窜。
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