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双语阅读:《哈利波特与魔法石》第9章午夜决斗9

时间:2013-01-08 10:53:10  来源:可可日语  作者:ookami

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「どっちに行った?早く言え、ピーブズ」フィルチの声だ。

「『どうぞ』と言いな」

「ゴチャゴチャ言うな。さあ連中はどっちに行った?」

「どうぞと言わないなーら、なーんにも言わないよ」

ピーブズはいつもの変な抑揚のあるカンにさわる声で言った。

「しかたがない――――どうぞ」

「なーんにも!ははは。言っただろう。『どうぞ』と言わなけりゃ『なーんにも』言わないって。はっはのはーだ!」

ピーブズがヒューッと消える音と、フィルチが怒り狂って悪態をつく声が聞こえた。

「フィルチはこのドアに鍵が掛かってると思ってる。もうオーケーだ――ネビル、離してくれよ!」

ハリーがヒソヒソ声で言った。ネビルはさっきからハリーのガウンの袖を引っ張っていたのだ。

「え?なに?」

ハリーは振り返った――そしてはっきりと見た。「なに」を。しばらくの間、悪夢を見ているに違いないと思った――あんまりだ。今日はもう、嫌というほどいろいろあったのに。

そこはハリーが思っていたような部屋ではなく、廊下だった。しかも四階の『禁じられた廊下』だ。今こそ、なぜ立ち入り禁止なのか納得した。

四人が真正面に見たのは、怪獣のような犬の目だった――床から天井までの空間全部がその犬で埋まっている。頭が三つ。血走った三組のギョロ目。三つの鼻がそれぞれの方向にヒクヒク、ピクピクしている。三つの口から黄色い牙をむきだし、その間からヌメヌメとした縄のように、ダラリとよだれが垂れ下がっていた。

怪物犬はじっと立ったまま、その六つの目全部でハリーたちをじっと見ている。まだ四人の命があったのは、ハリーたちが急に現れたので怪物犬がフイを突かれて戸惑ったからだ。もうその戸惑いも消えたらしい。雷のようなうなり声が間違いなくそう言っている。

ハリーはドアの取っ手をまさぐった――フィルチか死か――フィルチの方がましだ。

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