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每日阅读(4.7):贷款

时间:2008-04-07 10:03:54  来源:本站原创  作者:Echo

 

とある路地をのぞいてみて、小体な家が十数軒並んでいたとする。この十数軒が抱えているローン残高を合わせると、ざっと10億円にもなる……。

 

       残高:収支または貸借の差し引き計算をして残った金額。残金。

       ざっと:全体の数量や内容などについておおまかな見当をつけるさま。だいたい。およそ。

 

       试着注意一下某条小胡同,其中大概排列有十几所小房子。合算一下这十几所房子所需要承担的货款余额的话,大概达到了10亿日元……

 

 以前本紙に載った、国の予算を平均的収入のサラリーマンの家計に置き換えた記事からの連想だ。月収約52万円のこの「小泉家」では、郷里への仕送り(地方交付税など)や浪費がかさんで家計は大赤字だ。毎月多額の借金をしているが、気付いたらローン残高は約7千万円に膨らんでいた。

 

       在这里联想到了本报纸上曾登载过的一则关于国家预算的平均收入换算到工薪阶层的收支情况的新闻。月收入约52万日元的这一“小泉家”,上缴给地方的补贴(地方交付税等)和浪费等费用支出使得家中收支情况出现了大赤字。每个月都借贷了大额的债务,等到觉察到时,货款余额已达到约七千万日元之高。

 

 こんな家はなかなか立ちゆかないだろうから、「小泉家」が並ぶ「借金計10億円の路地」は仮想の世界の話だ。では国ならば立ちゆくのかといえば、そうではあるまい。未来という「永遠の担保」をどう考えるかの問題だ。それをあてにして国債というローンを際限なく繰り返してきた結果が、日本をこんな空恐ろしい姿に変えてしまった。

 

立ちゆく:生活や商売が成り立つ。なんとかやっていける。

空恐ろしい:将来どうなるかと、言いようのない不安を感じてこわい。

 

这样的家庭已经无法再维持下去了,因而能与“小泉家”匹敌的“债务达10亿日元的境地”只是假想的情况。但如果冰到国家是否能维持下去,也许就并非如此了。问题在于该如何去考虑未来这一“永远的抵押品”。寄希望于未来,而毫无节制地借贷大量国债的结果,日本的将来会变成怎样,实在另人担忧。

 

 このローン地獄は改めなければならない。しかしその手だてを増税だけに求めるのはおかしい。政府税調が、サラリーマン所得の控除の整理・縮小を打ち出したが、取りやすいところを狙ったようにも見える。一方、無駄遣いや不当な支出の方での改善はほとんどない。

 

手だて:目的を達成するための方法・手段。

 

       这种贷款地狱必须有所改变。不过只从增税这一条路来考虑实在有些不正常。虽然在政府的税务调整中,已经开始对工薪阶层的所得收入中的扣除部分进行整理和削减,但还是看得出,他们依然在意着从这一途径取得税金相当容易的这一点。另一方面,浪费及不正当的支出也几乎没有得到改善。

 

 鋼鉄製橋梁(きょうりょう)工事を巡る談合事件の捜査が日本道路公団に及んだ。公団の年間発注額は約1千億円にのぼる。談合を長年繰り返してきたとすれば、割高になった支払いに回された国民の税金は大変な額になるだろう。談合の裏に天下りや政治介入の構造はなかったのか。

 

天下り:上役からの、または官庁から民間への強制的な命令や押し付け。

 

       围绕钢铁大桥工程的商谈事件的搜查影响到了日本道路公团。公团的年间订货额上升到一千亿日元。商谈如果长年重复进行的话,受款额增加之影响,国民的税金也将会成为很大的一笔数目。不得不让人怀疑,商谈的背后没有上级的强行命令及政治介入的成分么?

 

 健全な未来像が描けるかどうかの瀬戸際に、この国はさしかかっているようだ。

 

瀬戸際:勝負・成否などの分かれ目。「生きるか死ぬかの―」

 

   请翻译以上一段

 

 

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