每日阅读(4.19):新聞記事
新聞記者が書く記事は、大きく三つに分けられると思う。一つは「何が起きているのか」、二つ目は「なぜ起きたのか」、三つ目は「それをどうとらえ、どうすべきなのか」
个人认为新闻记者所写的报道大致能分为三种类型。一种是“发生了什么事”,一种是“为什么会发生这件事”,另一种是“怎样做才能把握住这件事”。
一つ目は様々な事実についてのニュース記事だ。二つ目は分析や解説記事に当たる。三つ目は社説やコラムなども入るが、筆者の場合は日々苦吟している。
コラム【column】:新聞・雑誌で、短い評論などを掲載する欄。また、囲み記事。
第一种是关于各种事件的新闻报道。第二种相当于分析与解说报道。第三种包括了社论及专评等,笔者每天都为其绞尽脑汁。
記者は「何が起きているのか」を求めて世の中の動きに迫ろうとする。紙面の記事の多くはこの一つ目で、新聞の土台を成している。ここが揺らいだのでは二つ目、三つ目も揺らぎかねない。
记者需要去探寻“发生了什么事”, 纸面上的新闻大多以其中的一篇作为报纸的基础。如果这篇报道有些什么不确定的地方,也许会牵系第二篇,第三篇报道。
ましてや、虚偽の内容が記事になるようでは、報道機関として成りたたない。その、あってはならないことが、本紙の選挙報道の中で起きてしまった。読者や関係者には、深くおわびしなければならない。
另外,如果新闻内容不属实,作为报道机关也是失格的。这种本不允许出现的事情竟在本社报纸的选举报道中出现了,必须对读者及事件相关人员致以诚挚的歉意。
目方の軽い新聞紙は、いわば、吹けば飛ぶような存在である。しかし、そこには人と時代の営みが詰まっている。そしてそれらが、世の中の姿を的確に映しながらつづられている時に、新聞は初めて、読者の信頼に裏付けられた重みを持てるのではないだろうか。
报纸的纸张很轻,可以说是一阵风便能吹走的东西。不过,报纸中却凝聚着人和时代的活动。而且这些活动持续反映着世界众态时,报纸从最初开始,就背负有读者信赖保证的重担。
新聞記者になって30年以上になるが、今も、輪転機が一斉に回る姿を思い浮かべると心が引き締まる。何もなかった真っさらな紙に記事が印刷され、世の中に出てゆく。出たものは、もう取り返しがつかない。それは、ささやかだが厳粛な事実の誕生であることを改めて胸に刻んでおきたい。これ以上読者の信頼を損なえば、輪転機を止めざるを得ない日すら来かねない。覚悟を胸に出直したい。
引き締まる:緊張してしっかりする。
真っさら:全く新しいこと。まだ全然使っていないこと。また、そのさま。「―な(の)背広」
个人成为新闻记者已有30年以上时间了,现在一想起转轮印刷机齐齐地运行转动时心像被揪住一般。在全新的白纸上印刷出新闻,然后分散至世界各地。所谓覆水难收,想在这再次提醒自己,看似微不足道的新闻中产生了严肃的事实,这一点必须铭刻于心。如果再这样损失读者们的信赖感,或许离报社倒闭的一日也不远了。再次希望能提高觉悟。
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