《伯爵与妖精》卷三第四章义贼团的奸细4.11
青騎士卿の物語は、もちろんエドガーは何度も読んでいる。しかし、ムーンストーンが出てきた記憶はない。
青骑士伯爵的故事爱德格不知道度过了多少遍,但是不记得里面曾出现月光石。
「卿の妃、というと、彼の守護妖精でもあったという弓の名手でしたか」
「青骑士伯爵的妃子不但是他的守护精灵之一,还是位弓箭高手吧?」
弓の使い手である守護妖精はふたりいた。そのうちひとりが妃だったはずだ。
身为弓箭高手的守护精灵一共有两位,其中一位应该就是他的妃子。
頷(うなず)きながら、カールトンは棚から取りだした本をぱらぱらとめくる。
克鲁顿一边点头,一边翻阅着从柜子上拿下来的书。
青騎士卿を主人公としたその本は、読み物としてはよく知られたもので、書かれたのはエリザベス朝。当時|流行(はや)った妖精趣味が散りばめられた物語になっているので、実在した人物について書かれているとはいっても、絵空ごとだと一般的には受けとめられている。
以青骑士伯爵为主角的书出自伊丽莎白时代,是无人不知无人不晓的读物,因为里面描述的大多是当时盛行的妖精故事,所以就算书中的角色是真实人物,却也被社会大众认为是凭空杜撰的。
アシェンバート伯爵家の始祖(しそ)、青騎士卿が英国王の騎士として活躍し、伯爵に叙(じょ)せられたのは事実でも、妖精が現れ魔法が飛び交うといったくだりは、鵜呑(うの)みにするのが難しい。
虽然艾歇尔巴顿伯爵家的祖先青骑士爵士是英王的重要骑士,并受封为伯爵,但是其故事交织着妖精与魔法,要取信于人实在不容易。
もっともリディアは、妖精を知っているだけに、ありえない話ではないと言っていたが。
因为莉迪雅原本就对妖精很了解,所以不认为那是无稽之谈。
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