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《伯爵与妖精》卷八第一章银色月夜的童话故事4

时间:2012-08-13 13:02:55  来源:可可日语  作者:ookami

「それで、君が助けてくれたんだね」

“结果你来救了我。”

「まだ妖精の国に連れ去られる前でよかったけど……。あっ、でも、何かなくなったものはない?」

“好险你还没被带进妖精的国度……啊、你身上有遗失什么物品吗?”

「いや、べつに。ヴァイオリンも両手もある。他は盗まれてもどうってことないよ。そうだ、お礼に一曲弾かせて」

“没关系,只要我的小提琴和双手还在就好,其他东西被偷走了也无所谓。对了,让我演奏一曲向你致谢吧。”

危険な目にあったばかりだというのに、のんびりした人だった。でもきっと彼は、妖精の国にとらわれても、ヴァイオリンを弾いていられさえすれば満足しているのだろう。

这家伙真是的,差点被妖精掳走还能这么悠闲。不过,他就算被带到妖精国度,只要能继续演奏小提琴应该就会心满意足吧。

にっこり笑って立ち上がり、楽器をかまえた彼は美しかった。草原にすっくと立って、月光を集めている。すらりとした姿を際立(きわだ)たせる光に包まれ、優雅に弓をおろす。

伊恩面带微笑地站起来,手持乐器的他看起来相当帅气。他在草原上挺立,月光也温柔地洒下,将他修长的身影衬托得更为出色,接着他举起琴弓、优雅地拉起小提琴。

夢のような音色(ねいろ)が立ちあがった。

四周响起了让人宛如置身梦境的动人音色。

『銀月夜』だ、とリディアは思う。

莉迪雅心想,这一定就是“银色月夜”那首曲子。

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