双语阅读:【日本经典小说连载】东京塔(213)
东京塔这部小说从“我”一点点长大,一直写到“我”目送着母亲因病去世,各种生活细节每每令人感同身受,因而赚取了读者大把的眼泪,也当之无愧地成了哭泣小说的首席代表。
朝食もここで食べることの多いbjを哀(あわ)れん出、オカンは、あんたも料理を憶えて旦那さんになんか作って上げなさいとハッパをかけていた。
「男は最終的に料理で家に帰って来るんよ。ちゃんとせな帰って来んごとなるんばい」
「ごめんね、ごめんね(伊東四郎らしきモノマネ)」
しかし、このヨシエとオカンはウマが合うらしく、毎晩のように一杯二杯と乗りながらなにがそんなに笑えるのか理解のできない女同士の会話らしきものをしている。
最初のガンになってからやめていた煙草もタコ社長の影響でまた喫うようになった。もう、ここまできたら、飲みたいものを飲んで、喫いたいものを喫えばいい。楽しい時間にやる。酒や煙草は毒じゃない。
タコ社長のおかげでオカンは学生のような気分で飲める友達ができて、毎日楽しそうだった。近所のディスカウントショップで安酒を買い込み、ワイワイやっている。そのうち、彼女や他の女友達、ボクのよく知らない女の人、ゲイ。たくさんの”自称女の子"が夜ごと集まり、朝まで飲んでいた。
ある時、オカンはガラスに注いでいるペットボイルのラベルを見て、不思議に思ったことがあった。それはレモンサワーを作る時に焼酎を割る用の炭酸飲料で、これ自体には一%もアルコールは入っていない。
しかし、オカンの様子をさっきから観察していると、どうやらこれを酒だと思って飲んでる節がある。
「オカン、それ酒やないの、知っとった?」
「なにがね?これはお酒よ」
「それは、酒で割ってから飲むもんよ。それにはアルコールが入っとらんと。ここ見てん。"炭酸飲料"って書いてあるやろうが」
「ほんとね!?ばってん飲んだらフワーッとするばい?お酒やろうも?」
「違うって。ただのジュースよ」
「ほんとね?おかしいね。あたしゃ、これで酔うとるばい」
「ダハハハハハ!!いいじゃん、いいじゃん。なんでもいいじゃん!かんぴゃーい!!」
楽しい時は炭酸でも酔えるらしい。いいことである。
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