《伯爵与妖精》卷七第七章以生命作为交换7.3
アーミンだけを連れ、エドガーはユリシスのところへ乗り込んでいった。
爱德格只带着雅美一个人,打算潜入尤利西斯所在之处。
ユリシスに招かれたといった方が早いだろうか。廊下をさまよっていたら妖犬が現れ、ふたりを案内したのだから。
不过,与其说是爱德格找上门,还不如说尤利西斯把他请去的,因为在走廊上游荡的妖犬没多久就发现了爱德格和雅美,并把他们带去尤利西斯面前。
「まったく、あなたはひとをだますのが得意だということを忘れていましたよ」
“我太大意了,居然忘了您的拿手好戏就是骗人。”
吹き抜けのある広いホールの中央で、ユリシスはもう、エドガーに近づこうとはしないまま、苛立(いらだ)ちを抑えきれない様子で腕組みをした。
尤利西斯站在高挑的宽广大厅中央,不再靠近爱德格一步。他双手抱胸,看来很烦躁。
「それで、賭(かけ)の続きをするのかい?」
“要继续我们刚才的赌注吗?”
「そもそも賭にならなかった。いまさら取り引きなどする必要もないでしょう」
“本来也不是赌博,而且现在也没有谈判的必要了。”
ユリシスのそばの椅子(いす)に、バンシーが座っている。うつむき、泣きそうな顔をしている彼女のために、エドガーは言った。
班希坐在尤利西斯旁边的椅子上,她低着头,一副快要哭出来的模样,爱德格见状体贴地对她说:
「ポールのことは心配しなくていいよ。僕の仲間が連れ出してくれるから」
“你不用担心波尔,我的同伴们会把他救出去的。”
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