《伯爵与妖精》卷八第二章雪水晶的童话故事4
それは半世紀も前のこと。ルースは高地(ハイランド)で育った。水棲馬が棲(す)んでいるという地方だ。
那是大约五十年前的往事了。露丝是在格鲁比的栖息地,也就是苏格兰高地长大的。
若き日のルースと、人の姿をまとった銀の水棲馬は出会い、恋におちた。しかし彼女には、父親が決めた婚約者がいて、そのうえ彼は、自分が人をも喰う獰猛な種族であることを知られてしまえば嫌われるだろうと、やがてルースの前から姿を消した。
当露丝还年轻时,她和幻化成人类模样的银色格鲁比相遇并坠入爱河,但是露丝已经与父亲决定的人选订下婚约,而银色格鲁比担心露丝一旦发现自己是凶猛的食人妖精会嫌弃他,最后便从露丝面前消失无踪。
しかし何年|経(た)っても彼女のことが忘れられず、人の命が短いことを思えば今しかないと、川を伝ってこの町までやってきたのだという。
然而不论过了几年,银色格鲁比始终无法忘怀露丝,他想起人类的寿命短暂无常,因此觉得必须把握住当下,于是才沿着河川来到这个镇上。
ルースはまだ、彼のことを忘れていなかった。彼が贈った雪水晶(ゆきすいしょう)を大切にしていた。再会したうれしさのあまり、結婚を申し込んでしまったが、結局彼は、自分が水棲馬だとは告げられないままだった。
而露丝也从未忘记过他,还珍藏着他送的雪水晶。当两人再度重逢时,他一时兴奋而向露丝求婚,不过却依然无法诚恳说出自己是格鲁比的事实。
弟のケルピーは、リディアにそう語った。
银色格鲁比叙述着事情的来龙去脉。
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