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《伯爵与妖精》卷八第三章心想事成的恋爱占卜8

时间:2012-08-23 13:10:48  来源:可可日语  作者:ookami

「おや、ニコじゃないか」

“咦,那不是尼可吗?”

煉瓦塀(れんがべい)の上を、灰色の猫が二本足で歩いていた。

有只灰猫以两脚走在石砖墙上。

ふだん人目につくようなところでは、ふつうの猫のふりをしているのに、ほろ酔い気分なのか上機嫌(じょうきげん)な妖精猫は、こちらに気づいて立ち止まると、塀の上に腰かけて器用に後ろ足を組んだ。

尼可平常在人类面前明明会装成普通的猫,现在却大摇大摆地用两只脚走路。这只喝得微醉的妖精猫看起来心情极佳,他发现爱德格和莉迪雅之后停下脚步,在墙上坐下还翘起了二郎腿。

「きみの猫は変わってるよね」

“你的猫还真是奇特。”

彼は、ニコがたまに二本足で歩いても、そういう芸をする猫だと思っているらしい。

即使尼可偶尔会在爱德格面前以双脚站立,他大概也只认为尼可是只会表演特殊技艺的猫吧。

「ようリディア、いい月夜だな」

“哦,是莉迪雅,今晚的月色好美啊。”

猫が鳴いたようにしかエドガーには聞こえなかっただろうが、リディアは、ときどき猫のふりを忘れるニコにため息をおぼえた。

尽管爱德格或许认为自己听到的只是猫叫声,不过莉迪雅却对时常忘记要装成普通猫咪的尼可叹气。

どこかのパブで、妖精仲間とでも飲んできたのだろうけれど、しゃべる猫だと気づかれて、大騒ぎになって見せ物小屋に売られても知らないから、と思う。

尼可刚才大概是在某间酒馆和妖精朋友们喝完酒回来。莉迪雅心想,要是尼可哪天被人发现是只会讲话的猫,因此被卖到杂技团,她一定会当作没看见。

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