《伯爵与妖精》卷八第三章心想事成的恋爱占卜4
しかしリディアにしてみれば、妖精の話は興味を惹(ひ)かれることだった。気を取り直して公爵夫人に問う。
不过对莉迪雅来说,看到夫人对妖精的话题感兴趣这件事比较重要,于是她重新振作起精神,向公爵夫人请教详细的情况。
「そのお話、うかがってもかまいませんか?」
“请问您方便告诉我事情的详细经过吗?”
「まだ結婚前の話よ。サマーセットの別荘で過ごしていたとき、このあたりには妖精が多いってメイドが教えてくれたの。窓辺にミルクを置いておくと、朝には減っているのですって。それでわたくしも、毎晩窓辺にミルクを置いていたの」
“那是我结婚之前的事了。以前我在索美塞得的别墅暂住之时,侍女说那附近有很多妖精,而且我还听说若在窗边摆放牛奶,第二天早上牛奶就会减少,所以每天晚上都会在窗边摆牛奶。”
そのころ公爵夫人には、求婚者がふたりいたという。ひとりはもちろん、現在のメースフィールド公爵。とはいえ当時は貴族の次男坊にすぎなかった。もうひとりは、士官学校を出たばかりの軍人だったとか。
那时有两名男子向公爵夫人求婚,其中一位当然是现在的梅斯菲尔德公爵,不过当时他的身份只是贵族的次男;另外一位则是刚从士官学校毕业的军人。
迷った末に、彼女は庭園に咲くマーガレットに目をとめ、占ってみることにした。
夫人当时十分犹豫要嫁给谁,此时她看到庭院中盛开的玛格丽特,便决定来占卜看看。
ふたりの男性の名を交互につぶやきながら、花びらを一枚ずつ取っていく。それが、何度やっても同じ結果になったのだという。
她一边摘下花瓣,一边轮流念着两名追求者的名字,不论试了几次,占卜结果都一样。
花びらの数が決まっていないというマーガレット、だからよく花占いに使われるのだけれど、どういうわけか、最後の一枚でつぶやく名前は同じ。
听说玛格丽特之所以常被用来占卜,是因为每朵花的花瓣数量皆不相同,可是不知为何,在她摘下最后一片花瓣之时,念到的都是同一个人的名字。
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