《伯爵与妖精》卷八第四章月夜下的私奔10
そしてふと、階段の踊り場にいたエドガーの姿に目をとめた。
此时他看见爱德格站在楼梯的转角处。
広間から連れ出してきたらしいノーマとふたりきりの場所で、完全に口説(くど)く態勢に入っているのか。彼に手を取られ、頬(ほお)を紅潮(こうちょう)させている少女に、何やらささやきかけている。
爱德格将诺玛带离大厅、来到这个只剩两人独处的地方,而且他似乎已经展开了追求攻势,只见爱德格在这名因为被他牵起手而满脸通红的少女耳边呢喃。
「おい伯爵!助けてくれ!」
“喂、伯爵,快点救我!”
エドガーは、ちらりと視線だけでニコとメイドの方を見た。が、あっさり無視して少女の方に向き直る。さりげなく彼女の肩に手を置いたりする。
爱德格仅仅瞥了尼可和侍女的方向一眼,随即像没看见似地将视线移回少女身上,接着若无其事地将手搭在她的肩膀上。
「そうかよ、女の方が大事かよ!……この悪党、女ったらし!リディアがどうなってもいいのかよーっ!」
“搞什么,女人比较重要吗!……你这个恶徒、花花公子!莉迪雅怎么样都无所谓吗!”
「ちょっと、きみ」
“等一下,那边的人。”
そのとき、メイドを呼び止めるエドガーの声が聞こえた。
此时爱德格出声叫住侍女。
「その猫は僕が連れてきたペットなんだけど、何か問題でも?」
“那只猫是我带来的宠物,有什么问题吗?”
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