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《伯爵与妖精》卷八第四章月夜下的私奔10

时间:2012-09-05 13:10:00  来源:可可日语  作者:ookami

「見つけたよこの野良猫。せっかくのプディングをひっくり返してくれたね」

“总算抓到这只野猫了,居然敢把好不容易做好的布丁弄翻。”

キッチンメイドらしい女が、ニコをぶら下げたまま歩き出した。

那个人似乎是在厨房工作的侍女,她拎着尼可径自往前走。

「違うよ、おれじゃない!」

“你搞错了啦,那不是我!”

じたばたと手足を動かすが、メイドは動じない。

尼可拼命挥舞四肢不停地挣扎,不过侍女完全不为所动。

「おれは猫じゃねーんだ。離せってばこら!毛並みが乱れるだろうが!」

“我才不是猫!快点放开我!毛都被你弄乱了啦!”

必死に主張しても、メイドには猫が鳴きわめいているようにしか聞こえないらしい。

尽管尼可死命地劝说,不过他的声音在侍女耳里听起来也只是猫在乱叫吧。

「ったく、洗濯釜(せんたくがま)へ放り込んでやろうかしら」

“真烦,干脆丢到洗衣服用的锅炉算了。”

「や、やめろってば」

“我、我叫你住手啊!”

あせりながらニコは、助かる手はないかとあたりを見回す。

慌张的尼可环视四周,想要寻找逃脱的方法。

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