《伯爵与妖精》卷十一第六章蓝玫瑰般的贵妇人4
薔薇が咲くことを報(しら)せた手紙を読んで、この日にやってきたのだ。
她读了通知蔷薇花开的信,然后在今天来到这里。
夫人はリディアに、もしも彼女に会ったら青い薔薇がたしかに咲いたと伝えてほしいと言っていた。
夫人曾对莉迪雅说,如果遇见她就将蔷薇确实绽放的消息告诉对方。
でも、今ならまだ、青い薔薇を見てもらうことができるかもしれない。
可是,现在说不定还能让夫人的朋友看看蓝蔷薇。
ベッドから抜け出すと、リディアは自分のドレスに着替えた。はじめて会う貴婦人に、いきなりメイドの格好(かっこう)で押しかけても、妖精話を聞いてもらえるはずもない。
莉迪雅从床铺起身,换上自己的礼服。如果突然以侍女的打扮去找一位没见过面的贵妇,对方绝对不会愿意聆听与妖精有关的事情。
まともな格好をしていたって、理解してもらえるかどうかわからないが、とにかく話してみるつもりだった。
尽管莉迪雅知道就算盛装打扮也不一定能被理解,不过还是想与对方谈一谈。
「ブライトベリー公爵(こうしゃく)夫人はどなたにもお目にかかりません」
「布莱特贝利公爵夫人不见任何人。」
その貴婦人がいるはずの客室は、専用階段の先にあったが、階段を上(のぼ)りはじめたところで上から降りてきた女性がリディアを止めた。
那位贵妇所在的客房,就在专用楼梯的前方,但莉迪雅才刚开始登上楼梯,就被一名从上面走下来的女性阻止。
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