《伯爵与妖精》卷十一第六章蓝玫瑰般的贵妇人4
「あたしは、リディア·カールトンともうします。オートレッド夫人に作法(さほう)を教わるためにこちらでごやっかいになっています」
「我的名字是莉迪雅·克鲁顿,是为了向奥特雷德夫人学习礼仪规范在这里打扰的。」
「伝言なら、うかがいましょう」
「那就让我听听夫人的留言吧。」
どうにも面会は無理なようだ。
看样子是无法与公爵夫人见面了。
それでもオートレッド夫人の気持ちが伝わらないよりはいい。
就算如此,总比没有转达奥特雷德夫人的心情来得好。
「あの、オートレッド夫人は、約束の薔薇を育てることに成功しました。でも事情があってこの屋敷に戻ってくることができないので、たしかに青い薔薇が咲いたことを、あたしからブライトベリー公爵夫人に伝えてほしいとおっしゃいました」
「奥特雷德夫人成功培育出约定好的蔷薇了。但因为某些原因无法回到宅邸,所以夫人要我将蓝蔷薇确实开花的消息转达给布莱特贝利公爵夫人。」
「あなた、その薔薇をごらんになったのですか?」
「您已经看过蓝蔷薇了吗?」
「はい。……いえ、まだつぼみでした。今夜にだけ咲く薔薇なんです」
「是的……不,还只是花苞,那是只有今晚才会绽放的蔷薇。」
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