《伯爵与妖精》卷八第四章月夜下的私奔8
手紙がうまくノーマ嬢(じょう)に渡ったと信じているリディアのところへ、駆け落ちが決まったとロイドが報告に来たのは間もなくだった。
莉迪雅深信洛伊的信已经顺利送到诺玛小姐的手上,而且洛伊不久前也有来拜访莉迪雅,告诉她私奔的事已经确定要进行了。
そうしているうちにも、妖精に生命を奪われ続けているロイドだ、一日も早い結婚が望まれる。
而洛伊的生命力在这段期间依旧被妖精吸收,因此对他来说越早结婚越好。
明日の夜出発と聞いて、リディアはとりあえずは胸をなで下ろした。
莉迪雅知道他们即将在明晚出发后,才暂且安心下来。
あとはふたりの駆け落ちが成功するよう見守るだけだ。もちろん、リディアの協力が不可欠だというロイドの期待に、できるかぎり添(そ)いたいと思っていた。
接下来只要在一旁祈祷着两人的私奔能成功就好。此外,洛伊认为这件事情绝对不能少了莉迪雅的协助,而莉迪雅也想助他一臂之力,希望能陪他们到最后。
その日リディアは、ひとつ思い立ってエドガーの書斎(しょさい)へ忍び込んだ。ロイドの駆け落ちを助ける参考になるかもしれないと、この間の恋愛小説をさがそうとしていたのだ。
这天,莉迪雅打定注意偷偷潜入爱德格的书房,她想找出那本前几天读到一半的爱情小说,书中的内容或许可以当作帮助洛伊私奔时的参考。
書棚(しょだな)の端からさがしていくと、見覚えのある青い背表紙はすぐに見つかる。
莉迪雅从书架一端开始找起,马上就找到那本她很眼熟、有着蓝色书背的小说。
ほっとしつつ、棚から取り出そうと引っぱったとき、同じ棚にあった本がみんな、雪崩(なだれ)のように降りかかってきた。
莉迪雅松了一口气,不过正当她要从书架上抽出来的时候,架子上同一排的书就像雪崩一样全部掉了下来。
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