《伯爵与妖精》卷九第六章双重身影的秘密7
エドガーは、リディアの方へ体を動かそうとしたのかもしれない。わずかに身を乗り出しかけたけれど、その場からは動かなかった。
爱德格好像想走向莉迪雅，但他仅仅探出了身体，并没有移动脚步。
ただ、せっぱ詰まったように言った。
他只是像走投无路一样地说道：
「僕だってはじめてなんだ。口づけひとつでさえ、きみが許してくれないならできないなんて！」
「对我来说也是第一次啊。因为担心你不肯原谅我，连一次亲吻都不敢做！」
驚いて、力をゆるめてしまったリディアを、ケルピーは肩にかつぎ上げた。
莉迪雅吃了一惊，放松了力量，于是被格鲁比扛到了肩膀上。
「わかってくれ、青騎士伯爵として生まれ変わった僕にとって、きみだけが未来の希望だ。何があっても失いたくないんだ」
「请你理解我，对以青骑士伯爵的身份重生的我来说，只有你是我未来的希望。不管发生什么事我都不想失去你。」
「契約は成立だぜ、伯爵」
「契约成立了，伯爵。」
立ちはだかる壁のような生（い）け垣（がき）に、ケルピーが片手をつっこむ。するとそこを、枝葉が生き物みたいにするするとよけて、通路のような穴が開く。
格鲁比把一只手伸进了挡在面前的像墙一样的树篱里，于是枝叶像活物一样滑开了，那里出现了一个像通道一样的洞穴。
妖精だけが開くことのできる通り道に、ケルピーはリディアを連れ込もうとする。
格鲁比要把莉迪雅带入只有妖精能打开的通道里。
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