《伯爵与妖精》卷十第五章违心的王子4
「正体不明の妖精に連れ去られて、ロンドンブリッジの中に閉じこめられた。橋の奥の、人間界と妖精界の境界にある魔力の聖域だ。俺は入っていけない」
“她被不知是什么妖精带到伦敦桥里关了起来。桥里面是人界和妖精界之间的魔力圣域,我没办法进去。”
「それでつまり……、僕なら入っていけるんだね?」
“所以……只有我能进去?”
「ああ、入り口は教えてやる。だが、ただ入っていきゃいいってもんでもないぞ。何が何でも、リディアを無事連れ出してもらいたいんだ」
“是啊,我会告诉你入口的。但也不只是进去那么简单,无论用什么方法,你都要把莉迪亚平安带出来。”
ケルピーの、自分こそリディアの保護者みたいな言い方にはむかついた。
爱德格觉得格鲁比那种自以为是莉迪亚唯一的保护者的态度真恶心。
「きみに言われなくても、僕は"婚約者"なんだから、何が何でも無事助け出すつもりだよ」
“即使不用你说我也会得,我是她的‘未婚夫’,不管怎么样都会把她平安救出。”
こんどはケルピーが、"婚約者"と強調されてむっとしたらしく舌打ちした。
这次换作格鲁比听到 “未婚夫”被强调,很生气的撇着嘴。
「つもりじゃなくて、きちんと算段してくれ。あの橋は夢魔(むま)の重みで今にも崩れそうだ。下流からアンシーリーコートの群(むれ)が押し寄せつつもある。まだどうにか持ちこたえているが、これ以上力が加わったらどうなるかわからない」
“不是打算,要好好想办法才行。那座桥由于梦魔的重压就要崩溃了。下游还涌来了一群安西里克特,虽然现在还总算勉强维持着,不过不知道如果施加其他外力会怎么样。”
エドガーは、"箱船(ジ·アーク)"に積まれた火薬を思い浮かべていた。
爱德格想起了“方舟”堆积的火药。
あれを橋にぶつけるという、プリンスの計画が実行されれば、確実にロンドンの護(まも)りは崩壊(ほうかい)するということだ。
如果王子的计划被实行,满载火药的方舟撞上了桥,伦敦的保护一定会崩溃。
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