《伯爵与妖精》卷十二第二章教给你虏获绅士的方法11
けれど、あそこでさっきみたいにせまられたら、止められる自信はない。がまんできなくはないと言いながら、ぎゅっと目を閉じてふるえている様子にそそられるくらいには、彼はじゅうぶん悪趣味だ。
但是,要是在馆里像刚才那样逼近她的话,他可没有自信能停下来。会被她一边说不是不能忍耐,一边紧闭双眼颤抖的样子所吸引,他也真是够恶趣味的了。
そう思ったからこそ、わけありげな様子で誘おうとしているリディアに、役得だなどと不謹慎(ふきんしん)に応じるわけにはいかなかった。
正因为那样想,他对似乎有特殊理由才来邀请自己的莉迪亚,无法轻率地当作一件美差来回应。
ともかく、リディアの身に何かあっては困る。じっと待ってはいられない。
总之,莉迪亚要是遇到什么危险就糟糕了。实在不能坐以待毙。
椅子(いす)から立ち上がると、エドガーはレイヴンに歩み寄った。
爱德格从椅子上站起来,走近雷文。
「レイヴン、これからナイチンゲール館へついてきてもらうよ」
「雷文,接下去跟我一起去夜莺馆。」
「はい」
「是。」
「その前に、準備が必要だ。|メイド頭(ハウスキーパー)のハリエットに言ってドレスを着せてもらうように」
「在那之前,你需要准备一下。我跟女管家哈丽特说一下,给你穿件礼服。」
感情が表に出ないレイヴンだが、そのまま硬直(こうちょく)したように見えたのは間違いないだろう。
不把感情外露的雷文,似乎就那样僵住了,应该没看错吧。
レイヴンの、さっきの無自覚なつっこみへの仕返しのつもりで、エドガーはほくそ笑む。
爱德格暗自窃笑,打算回报雷文刚才不自觉的吐嘈。
「僕の名誉にかけて、男だってばれないようきっちり女装するんだよ」
「这可关乎我的名誉,记得不可以暴露男人身份,要乖乖地穿上女装哦。」
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