《伯爵与妖精》卷八第五章只为你一人的魔法12
『ねえリディア、好きな人ができた?』
“莉迪雅,你有喜欢的人了吗?”
驚いて、リディアは母を見あげる。母のひざの上にいるのは幼い自分。なのに母は、大人になったリディアを相手にしているかのように、語りかける。
莉迪雅惊讶地抬起头看着母亲。坐在母亲膝上的她是儿时模样,但是母亲对莉迪雅说话的语气却有如她已经是个大人。
『あなたに求婚したのは、どんな男性なのかしら。会えなくて残念だけど、あなたが選んだなら父さまと同じようにやさしくて思いやりのある人なんでしょうね』
“向你求婚的人是个怎么样的男性呢?尽管无法见到他很遗憾,不过既然是你选择的,那么他应该像你父亲一样,是个温柔又体贴的人吧。”
母が取ったリディアの、まだ幼くて小さな手には、どういうわけか、見慣れたムーンストーンの指輪がおさまっていた。
母亲拉起莉迪雅稚嫩的小手,但是不知为何,手指上居然戴着熟悉的月光石戒指。
妖精の魔法で見えなくなっていても、母にはわかってしまうのだと、ぼんやりリディアは考える。
莉迪雅恍惚地思索着,虽然她借由妖精的魔法让其他人看不见戒指,不过母亲似乎可以感受到戒指的存在。
『大丈夫よ。気持ちのままに、彼を信じてついていきなさい』
“别担心,你只要诚实地面对自己的心情,并且相信他、陪在他身边就可以了。”
でも、母さま、あたしは……。
可是母亲,我……
まだ子供よ。恋も結婚もまだまだ先のこと。
我还是个小孩子啊,恋爱和结婚对我而言都太早了。
もっと、父さまと母さまのそばにいたい。
我还想待在父亲和母亲的身边。
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