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《伯爵与妖精》卷九第四章精灵女王7

时间:2012-10-19 13:32:46  来源:可可日语  作者:ookami

「伯爵(はくしゃく)、どうなさったんですか、それ」

「伯爵,您怎么了,那是?」

赤く平手(ひらて)のあとがついたエドガーの頬について、最初に訊(たず)ねたのは、書斎(しょさい)へ現れたポールだった。

第一个问起爱德格脸上那个通红的掌印的人,是来到书房的波尔。

執事(しつじ)のトムキンスも、朱い月のルイスやジャックも、予想できるエドガーの事情を察して見て見ぬ振りをしていたというのに、さすがにポールは能天気(のうてんき)だ。

管家汤姆金斯也好,绯月的路易斯和杰克也好,都猜得到爱德格的身上发生了什么事,所以都装作没看到,到底还是波尔比较没心机。

「とびきり情熱的な愛情表現」

「这是最火热的爱情的印记。」

「はあ、しかし」

「哈啊,但是……」

「まさかこんな、思いっきり殴られるとはね」

「没想到她这么毫不犹豫地打过来了。」

いとおしいから離したくなくて、ちょっと困らせてみたくなっただけなのに。

只是因为她很可爱不舍得放开她,打算稍微戏弄她一下而已。

「選択を誤った。殴ってくれなんて言うものじゃない」

「是我选择错误了,不该说‘打我一下’之类的话。」

「そりゃそうですよ」

「这倒是真的。」

「ポール、きみも愛する女性に殴られてごらん。冷めるどころかますます火がつくから。手を出すわけにいかないのに、自分で自分の首を絞めたようなものだよ」

「波尔,你也让心爱的女性打你一下试试,因为这种冷漠无情的做法反倒更让人兴奋。她明明不应该会对我出手的,我真是自讨苦吃呢。」

あきれ顔のポールに微笑(ほほえ)みかけ、エドガーは座っていた椅子(いす)から立ち上がった。

爱德格朝一脸惊讶的波尔微笑了一下,从椅子上站了起来。

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