《伯爵与妖精》卷九第五章无法阻挡的心意9
そんなアーミンを見ていると、エドガーにはどうしても、彼女が自分と敵対するために去ったとは思えなかった。
看着这样的雅美,爱德格无论如何也无法相信她是为了与自己敌对才离开的。
「……プリンスのところから逃亡して、三日三晩眠らなかった。おぼえているかい?」
「……从王子那里逃跑的时候,我们三天三夜没睡过。你还记得吗?」
エドガーの唐突(とうとつ)な言葉にも、アーミンは自然に頷(うなず)いた。同じことを思い出していたのかもしれない。
对爱德格唐突的提问,雅美自然地点了点头。也许她也想起了同样的往事。
「ようやく追っ手の影を振り切ったと思えたとき、隠れひそんだのはこんな廃園だったね」
「当我们以为终于甩掉了追踪者的阴影时,就藏在这样的废园里吧。」
同じ境遇の仲間たちと、身を寄せ合って眠ったのは、天幕のように蔓草(つるくさ)がたれ込めた四阿だった。
经历过同样境遇的伙伴们,就在爬满蔓草像帐篷一样的凉亭里,互相挤靠着睡了。
あのとき、木の葉の隙間(すきま)から月を見あげ、エドガーはこれからのことを考えた。
那时候,爱德格从树叶的间隙中仰望着月亮,为今后作了各种打算。
どうやって生きていくのか、どうやってプリンスの追跡から仲間たちを守るのか。
要怎样活下去?要怎样保护伙伴们逃脱王子的追踪?
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