《伯爵与妖精》卷十星星点亮伦敦桥第一章悄悄靠近的影子9
以前は、エドガーを生かしたままつかまえようとしていたプリンスだが、このところ、さんざん思い知らせてから殺そうと考えている様子からするに、別の"入れ物"を見つけたのかもしれない。
王子曾打算活捉爱德格,不过从最近他想杀之而后快的情形来看,说不定他发现了其它“容器”。
何を考えているにしろ、エドガーはプリンスの計画をことごとく阻止(そし)するつもりでいる。
无论怎么样,爱德格都要全力阻止王子的计划。
それがリディアや仲間を守ることになるはずだからだ。
因为他要保护莉迪亚和自己的朋友。
「ともかくニコ、僕はリディアに会いたいんだ。リディアのためにはこのままでいいなんて言うけど、きみはケルピーが怖いだけだろう?」
“尼可,我无论如何都要和莉迪亚见面。虽然你说为了莉迪亚应该维持现状,但其实你只是怕格鲁比罢了。”
「だってさ、今度見つけたらしっぽをかじってやるって言うんだぞ」
“可是,这个时候被发现,我会被他咬掉尾巴的。”
妖精だけあってニコは、ケルピーの魔法をかわせる。だからとリディアの様子を見に行ってもらったものの、ケルピーに見つかってひどい目にあわされたようで、やけに逃げ腰だ。
正因为尼可是妖精,能避开格鲁比的魔法,所以才请求他去观察莉迪亚的情况。不过好像格鲁比发现他后很凶狠地对待了他,让他一心只想逃跑。
「しっぽくらい喰(く)わせてやればいい。その隙(すき)にリディアを連れ出せるかもしれない。代わりに狐(きつね)のしっぽでも買ってやろう」
“最多让他吃了尾巴,说不定能找到机会带出莉迪亚,我给你买代替用的狐狸尾巴好了。”
「いやだよ!おれのしっぽは世界一なんだ!」
“才不要!我的尾巴是世界第一的!”
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