《伯爵与妖精》卷十第四章开始启动的陷阱9
「フレイアを、私に近づけないでください。もしも触れてしまったら、その瞬間、プリンスにつながる血に反応して、記憶が体に流れ込む。その前に……」
“请别让我靠近芙蕾雅。碰触它的那个瞬间,我体内与王子相连的血就会有反应,记忆将流入体内。在那之后……”
「わかった。儀式を阻止する。フレイアがどこにあるかわかるかい?」
“我知道了。为了阻止仪式。你知道芙蕾雅在哪里吗?”
わからないというふうに、彼は首を横に振った。
他并不知道,摇着头说道。
「こいつはなんにも知りはしない。聞くだけ無駄(むだ)だぞ」
“我连那个东西是什么都不知道,只是道听途说。”
また、もうひとりのアルバが顔を出す。
正在这时,另一个阿鲁巴的样子又出现了。
エドガーは、ぐいと彼の襟首(えりくび)をつかんで引き寄せると、鳩尾(みぞおち)を殴(なぐ)って気絶させた。
爱德格大力抓住他的后颈,拉近身边痛殴他的胃部,把他打晕了过去。
「悪いね、もうひとりのきみに騒がれると困るから、縛(しば)らせてもらうよ」
“对不起,为了不让你吵闹,只得把你绑起来。”
ネクタイをほどいて手足を縛り、声を出せないようハンカチで猿ぐつわを噛(か)ませる。上着のポケットをさぐると、アルバが勝手に持ち出したのだろうこの部屋の鍵(かぎ)と、小さく折り畳(たた)んだ紙切れが見つかった。
爱德格用领带绑住他的手脚,为了不让他发出声音,又用手帕塞住嘴巴。他摸索阿鲁巴上衣口袋,找到了他随手拿走的房间钥匙,还发现了叠得很小的纸片。
それは、レイヴンからの報告書だった。この建物の、大まかな部屋や通路の配置が記されていた。
那是雷文的报告书。上面粗略的标记了这个建筑物的房间和通道。
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