《伯爵与妖精》卷十第四章开始启动的陷阱9
そうして、東棟(ひがしむね)だけが厳重(げんじゅう)に警備されていること、プリンスの側近(そっきん)くらいしか出入りがなく、おそらくその棟にプリンスがいるのだろうとの推測(すいそく)とが記してあった。
后面还写道,只有东楼有严密的警戒。除了王子的亲信以外,没有其他人进出。据推测恐怕王子就在那个房间里。
アルバの仮面を拾い、身につける。髪の色も背格好(せかっこう)も違うが、夜の暗がりの中、蝋燭(ろうそく)明かりくらいしかなければ、印象はごまかせるだろう。
爱德格拾起阿鲁巴的面具戴上。虽然头发的颜色和身材都不相同,不过在只有烛光照明的黑夜中,应该能蒙骗过去吧。
そうしてエドガーは、ソファに刺さったままのナイフを抜き取る。
爱德格抽出扎入沙发的小刀。
「レイヴン、東棟に侵入(しんにゅう)するよ」
“雷文,要入侵东楼啰。”
近くにいなかったとしても、屋敷の見取り図を届けてきたレイヴンだ。アルバをエドガーの部屋に行かせたあと、どうすべきか、どうエドガーが動くつもりかは予想しているだろう。
即使不在附近也能送交房屋示意图的雷文。让阿鲁巴去了爱德格的房间以后,已经预料到爱德格打算怎么行动,也知道自己应该怎么做。
部屋から出たエドガーは、ドアを閉め、鍵も閉める。
爱德格从房间里出来,关上门锁上钥匙。
見張りらしい男たちが眠りこけているのは、アルバの仕業(しわざ)だろう。
好像看守的人已经睡着了,是阿鲁巴动的手脚吧。
そのそばを通り抜け、堂々と屋敷の中を歩けば、誰かがこちらを見たとしても、遠目ならとらえて監禁(かんきん)しているはずのエドガーだとは思わなかっただろう。
他就这样大摇大摆地走在过道中,即使被谁看见了,应该也不会认为是在远处被监禁的爱德格吧。
エドガーはまず、ユリシスをさがすことにした。
爱德格决定首先寻找尤利西斯。
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