《伯爵与妖精》卷十一第七章妖精们的宝石箱9
彼の気持ちが胸に沁(し)みた。けれどエドガーのせいだけじゃない。リディアが、素直に頼ったりあまえたり、うまくできなかったからだ。
他的心意填满了莉迪雅的心。错不在爱德格,而是莉迪雅总是无法率直地依赖他、向他撒娇。
「そうね、それにリディア、私も、とくに教えることはないと思うの。あなたにはきちんと思いやりの気持ちがあるもの。デビュー前のお嬢(じょう)さんたちには、形式張った作法より何より、それが大事だってことを伝えているだけなのよ」
「是啊,还有,莉迪雅,我也觉得我没有什么需要特别教你的,因为你已经确实拥有了为他人着想的心。比起注重形式的礼仪规范或任何事物,体贴的心才是最重要的,而我也只是将这一点教给那些等着进入社交界的千金小姐罢了。」
それから夫人は、椅子(いす)のわきにあったテーブルから、カードを取り上げた。
接着,夫人从椅子边的桌上拿起一张卡片。
「これは、アレクサンドリーナから。今朝(けさ)早くに出発してしまったものだから、ことづかったの」
「这是亚力山德丽娜写的。因为她今天一早就出发,所以寄放在我这里。」
「えっ、もう発(た)たれてしまったんですか?あたし、お見送りもせずに……」
「咦,她已经出发了 吗?我没有去送行……」
「体調が悪いのに働いて、ようやく休んでいるきみを、起こすわけにはいかないとおっしゃってね」
「她说不用勉强身体不舒服还过度工作、正在好好休息的你叫起来。」
社交には抜かりのないエドガーも、朝早くから彼女を見送ったらしかった。
对社交礼仪毫不马虎的爱德格,一定一早就去送她了吧。
「でもね、またロンドンでお目にかかれるよ。きみへの感謝のしるしだと、舞踏会に招待(しょうたい)してくださったんだ」
「不过呢,你还可以在伦敦见到她喔。为了向你表达谢意,她邀请你去参加舞会。」
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