《伯爵与妖精》卷十二第二章教给你虏获绅士的方法1
まるでわかっていないポールを見て、重症だな、とエドガーはつぶやいた。
看着完全不明白的波尔,真是无可救药啊,爱德格嘟哝道。
恋愛にはうとい画家だ。彼らしいといえばそうだが、芸術家なら火遊びも霊感(インスピレーション)の源(みなもと)というものではないのだろうか。
波尔是对恋爱迟钝的画家。虽说很符合他的性格,但对艺术家来说,玩火不也是灵感的源泉吗?
そう思ったからエドガーは、人差し指で彼を招き寄せ、そっと忠告をすることにした。
那样想的爱德格,用食指招呼他过来,偷偷地忠告道。
「いいかいポール。夜に鳴くナイチンゲールの歌を聴こうっていうのは、世間では一夜をともに過ごしましょうってことなんだよ。つまり、異性を誘う常套句(じょうとうく)だってこと」
「听好了波尔。去听夜晚啼叫的夜莺之歌,就是指在这里共度一夜的意思啦。总之,那是邀请异性的惯用句。」
「えっ!……で、でも、じゃあどうして絵の中の鳥が鳴くなんて話に……」
「啊! ……但,但是,那为什么要说成画中的鸟在叫什么的话……」
「ナイチンゲール館の名前の由来(ゆらい)を知ってるかい?小夜鳴き鳥の絵が至る所に飾られているからだ。そこで絵と例の常套句をひっかけて、絵の中の鳥が鳴くからって誘うのは、ここでひとときを過ごそうってこと。このレストランの上階は、人目を忍ぶ恋人たちのための宿だからね」
「你知道夜莺馆名字的来历吗?因为夜啼鸟的画装饰在最里面的房间。在那里借着画和那个惯用句,用画中的鸟会叫来邀请,就是说在这里共度片刻。因为这间餐馆的上层,有专门提供给想掩人耳目的恋人们的房间。」
うんうんと、周囲のみんなも頷(うなず)く。
嗯嗯地,周围的人都点头道。
驚いて目を見開いたまま、ポールは混乱しきったのか返事もないまま固まった。
波尔吃惊地睁大了眼,似乎一头雾水,张口结舌地僵住了。
友人たちは口々に言う。
朋友们继续说道。
「せっかく誘われたのに、絵を見ただけとは」
「好不容易被邀请了,却只在那儿看画!」
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