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《伯爵与妖精》卷十二第二章教给你虏获绅士的方法1

时间:2013-03-01 13:14:09  来源:可可日语  作者:ookami

「ここへ誘うまでもなかったって?」

「没有邀请她到这里来吗?」

好奇心いっぱいの質問も、エドガーは上機嫌(じょうきげん)な笑顔でかわしつつポールを見た。

对着好奇心满满的提问,爱德格露出心情愉快的笑容看着波尔。

黙(だま)り込んだまま、しだいにうなだれていった彼は、すっかり落ち込んでしまったようだ。

默不作声,逐渐低下头的波尔,好象非常失落的样子。

恋の女神はひねくれ者に違いない。もってまわった誘惑(ゆうわく)の言葉も、遠回しな拒絶(きょぜつ)も思わせぶりな態度も、ことごとく誤解を招くようにできている。

恋爱女神肯定是性格别扭的人。绕圈子的诱惑之语也好,委婉的拒绝也好,故弄玄虚的态度也好,全都像故意导致误解。

まるで、あまねく男女が恋にうろたえるのを、ひっそりと楽しんでいるかのように。

就好像她在偷偷地享受着各处男女惊慌失措的恋情一样。

そのころ、エドガーの話題にされていた当の少女、リディア·カールトンは、ようやく彼が去ってくれた自宅の応接間で、ひとりほっとしているところだった。

此时,被爱德格的话题提到的少女,莉迪亚·克鲁顿,在他终于离开以后,坐在自家的客厅里,独自舒了口气。

夕方から約束があると言っていたくせに、急にリディアを送っていくと言いだし馬車に乗り込んできたエドガーは、自宅に着くと「ちょっとおじゃましてもいいかな」なんて家にあがりこんできた。

明明说傍晚的时候有聚会,却忽然说要送莉迪亚回家而乘上马车的爱德格,到家门口的时候说了句「打搅一下可以吗」,就擅自登堂入室了。

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