《伯爵与妖精》卷十二第二章教给你虏获绅士的方法3
「ポ、ポールさん、……おはようございます」
「波,波尔先生,……早上好。」
エドガーが懇意(こんい)にしている画家は、邸宅(パレス)の広間の壁画を描くために、しばらくここに泊まり込んでいるのだった。
波尔是和爱德格有着深厚交情的画家,他为了画宅邸大厅的壁画,暂时住在这里。
「おはようございます。あの、少し時間ありますか?」
「早上好。那个,请问您有点时间吗?」
そう言いながらも不思議そうに部屋の中を見まわすのは、リディアが話していたはずの相手をさがしているのだろうか。
波尔说道,一脸不可思议地环视着房间,也许是在寻找莉迪亚刚才说话的对象吧。
ほかに誰もいない困惑(こんわく)を、人のよさそうな笑(え)みでうち消しながら、彼は絵の具のついた手で、のびかけた髪の毛をかき上げた。
他带着老好人的微笑打消旁人的困惑,用拿着颜料的手,把散乱的头发往上梳。
「ちょっと絵を見てもらえませんか?伯爵が、リディアさんの意見も仰(あお)ぐようにとおっしゃったので。なにぶん妖精画ですから」
「可以请您稍微看一下我的画吗?因为伯爵说想听取一下莉迪亚小姐的意见。毕竟是幅妖精画。」
「ええ、そういうことならよろこんで」
「好啊,这种事很愿意效劳。」
ポールにはにっこり微笑(ほほえ)みかけ、どこにいるのかよくわからないナイチソゲールに気をつけながら、リディアは部屋を出る。
莉迪亚对波尔微微一笑,一边留意着不知道身在何处的夜莺,一边走出房间。
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