《伯爵与妖精》卷十二第二章教给你虏获绅士的方法5
リディアはあわてて立ち上がり、エドガーからトレイをひったくるように引き取った。
莉迪亚慌忙站起来,想从爱德格那里夺过托盘。
「ごめんなさい。あなたにこんなことしてもらうなんて……。あとは自分で淹れますから」
「对不起。居然让你做这样的事……。我自己来沏好了。」
「気にしなくても、愛(いと)しい女性のためにお茶を運ぶくらい、貴族だってするよ」
「你不用在意,为心爱的女性端茶这种事,就算是贵族也是很乐意的。」
にっこり笑って、エドガーはティーセットをテーブルに置かせると、リディアをそばの椅子に座らせた。
爱德格莞尔一笑,把茶具放在桌上,扶莉迪亚坐在旁边的椅子上。
そうして、ひざまずくようにして覗(のぞ)き込む。何だろうと思っていると、彼はリディアの髪をさらりとすくった。
他就那样半跪着凝视莉迪亚。莉迪亚正被看得发毛时,只见他轻巧地掬起她的一缕头发。
「どうしたの?キャラメル色の髪に、粉砂糖でもふりかけたみたいだ」
「怎么回事?是谁在我的牛奶糖上撒了糖霜?」
くすんだ赤茶の、魅力のかけらもない髪色を、キャラメル色だなんて言うのはエドガーだけだ。おまけに粉砂糖なんて、あますぎて歯が浮きそうなことを平気で言う彼に赤面しながら、リディアは自分の髪に視線を落とす。
暗淡的红褐色,毫无魅力可言的发色,会被说成是牛奶糖的就只有爱德格了。何况再加上糖霜什么的,亏他能轻而易举地说出这种甜得肉麻的话,莉迪亚一边脸红,一边把视线落在自己的头发上。
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