《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛18
けれどたぶん、彼は気づきはじめていた。
他已经开始觉察到了。
どうしようもなく惹(ひ)かれ、忘れられなかったのは、煙水晶のスタンディングストーンだったのだろうか。
自己正在无可救药地被她深深吸引。永远无法忘记的,只有烟水晶的立石而已吗?
それよりも鮮明(せんめい)に、結晶柱(けっしょうちゅう)に映る七色の輝きが記憶に焼き付いていた。
那结晶石柱映出的七彩光辉已经与比它更加鲜明的记忆烧粘在一起。
アウローラは緊張(きんちょう)しているのか、口元をきゅっと結んでまた歩き出す。彼女にとって、後戻りできないときが近づいてきている。
奥萝拉一声不吭地离开他,咬住嘴唇又开始前进。对她来说,义无反顾的时刻已经接近了。
並んで歩きながら、フレデリックは、彼女が望むように考えようとつとめる。
弗雷德里克一边和她并排走着,一边重新考虑起她的将来。
再び歩き出して間もなく、気がつくともう、ふたりは浜辺へとたどり着いていた。
再次启程后不久,二人很快就来到了海边。
「あの船よ」
「那儿有只船。」
アウローラが指さす。
奥萝拉指向前方。
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