您现在的位置:首页 > 双语阅读 > 小说与诗集 > 伯爵与妖精 > 正文

《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛18

时间:2013-03-26 13:31:45  来源:可可日语  作者:ookami

人影のない浜辺の先に、短い桟橋(さんばし)があり、古びた船が浮かんでいた。

杳无人迹的海湾上有一个小小的码头,一艘陈旧的船漂浮在上面。

内(インナー)ヘブリディーズまで、海峡(かいきょう)を渡るというには粗末(そまつ)に見える。

这艘船用来渡过海峡到达对岸的内赫普里蒂斯似乎太嫌简陋了。

それに、誰があれを動かすのだろう。

而且由谁来开那艘船呢。

近くに人らしき姿は見あたらない。

附近好象半个人影都见不到。

(おーい)

(喂—)

誰かが呼んだかのように聞こえた。それとも、風の音だろうか。

远处似乎传来一声呼唤。还是说,是风声吗?

(おーい、アウローラー)

(—喂,奥萝拉)

「ニコ?どこにいるの?」

「尼可?你在哪里?」

あの猫が?フレデリックはあたりを見回すが、丘はどこまでも薄い草が生えているだけで、何も見あたらない。

是那只猫?弗雷德里克环视四周,却只看见杂草丛生的山冈,什么都没有找到。

(アウローラ、早く、間に合わな……)

(奥萝拉,快点儿呀,别落到他们手里……)

上一页 [1] [2] [3] [4] [5] [6] 下一页

相关阅读

无觅相关文章插件,快速提升流量