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《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛19

时间:2013-03-26 13:45:27  来源:可可日语  作者:ookami

「……いいえ、彼女の恋人は本当にいます」

「……不,她的恋人是存在的!」

フレデリックはつぶやいていた。

弗雷德里克低声说道。

「ほう、なぜわかる」

「哦?你又知道什么?」

「わかります。彼女がどれほど、その出会いを大切にしていたか。……彼女は本気で、何もかも捨ててもかまわないと思っています」

「我当然知道!那次相遇对她有多么重要!……就是因为她如此当真,才会心甘情愿地舍弃一切!」

きっぱりと口にしながら、どうして鈍感(どんかん)な自分に、そんなことがわかるのだろうと不思議に思う。

他一边毅然决然地说,一边对一向迟钝的自己竟会明白那样的事感到惊奇。

けれどその答えも、彼は知っている。

然而他十分清楚那是为什么。

「アウローラが好きなのか?」

「你喜欢奥萝拉吗?」

ケネスの銃口(じゅうこう)を見つめながら、そういうことなんだと、彼はすんなり納得(なっとく)していた。

弗雷德里克正视着科纳斯的枪口。是的,他从容地对自己说。

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