《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛20
「……ここまでありがとう。親身になってくれて、うれしかった」
「……谢谢你。能和你这样亲近,我就是这样被带回去心里也是高兴的。」
「イングランドへ帰りな、先生。船が出るぞ」
「教授,去英格兰的船要出发了。」
ケネスはこちらに向けた銃口をおろそうとしないまま、追い払うつもりかあごをしゃくった。
科纳斯象要轰他走一样歪了歪枪口,又抬了抬下巴。
ちらりと振り返ると、いつのまにか船のそばに人がいた。ロープをほどきながら、こちらを見る。
弗雷德里克回头一看,不知何时小船旁边已经出现了一个人,一边解开绳索一边望看这边。
帰る?このまま?何をしに来たのかわからない。
就这样回去吗?他到底是来做什么的?
もともと彼は、煙水晶のスタンディングストーンを確かめに来たはずだった。
当初他本是要来确认烟水晶立石的存在。
けれどそれは、手がかりにすぎなかった。本当は、あのとき感じた何かを、もういちど欲(ほ)っしたからここまで来たのだ。
但那不过是个起因而已。实际上,他在来到这里之前就有所期待了吧。
何かが変わりそうな予感。自分はわりと幸福な人間だと知っているけれど、これまで知ることがなかった新しい幸福の片鱗(へんりん)を、煙水晶に映る七色の光に見ていた。
似乎预感到了人生会有所变化。一直以为自己是个很满足的人, 却没料到世上还存在着那样的幸福,闪烁在烟水晶映出的七色光芒里。
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