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《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛20

时间:2013-03-27 13:14:05  来源:可可日语  作者:ookami

「……ここまでありがとう。親身になってくれて、うれしかった」

「……谢谢你。能和你这样亲近,我就是这样被带回去心里也是高兴的。」

「イングランドへ帰りな、先生。船が出るぞ」

「教授,去英格兰的船要出发了。」

ケネスはこちらに向けた銃口をおろそうとしないまま、追い払うつもりかあごをしゃくった。

科纳斯象要轰他走一样歪了歪枪口,又抬了抬下巴。

ちらりと振り返ると、いつのまにか船のそばに人がいた。ロープをほどきながら、こちらを見る。

弗雷德里克回头一看,不知何时小船旁边已经出现了一个人,一边解开绳索一边望看这边。

帰る?このまま?何をしに来たのかわからない。

就这样回去吗?他到底是来做什么的?

もともと彼は、煙水晶のスタンディングストーンを確かめに来たはずだった。

当初他本是要来确认烟水晶立石的存在。

けれどそれは、手がかりにすぎなかった。本当は、あのとき感じた何かを、もういちど欲(ほ)っしたからここまで来たのだ。

但那不过是个起因而已。实际上,他在来到这里之前就有所期待了吧。

何かが変わりそうな予感。自分はわりと幸福な人間だと知っているけれど、これまで知ることがなかった新しい幸福の片鱗(へんりん)を、煙水晶に映る七色の光に見ていた。

似乎预感到了人生会有所变化。一直以为自己是个很满足的人, 却没料到世上还存在着那样的幸福,闪烁在烟水晶映出的七色光芒里。

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