《伯爵与妖精》卷八第五章只为你一人的魔法3
リディアの悩みの根源、薬指につけたムーンストーンの婚約指輪は、いつでもいやでも目に入る。エドガーの気まぐれで婚約者にさせられたまま、はずれなくなってしまったからだ。
莉迪雅烦恼的根源,正是无名指上这枚月光石订婚戒指,而且就算她不愿意也随时都看得到它。都是因为爱德格的任性妄为,才使得莉迪雅成了他的未婚妻,况且一旦爱德格为她戴上戒指就拿不下来了。
妖精の魔力で、他人の目には見えなくなっているはずだが、どうせなら自分にも見えなくなるようにしてほしかったと思う。
虽然莉迪雅已经拜托妖精施魔力让一般人看不到戒指,不过她心想,干脆让自己也看不见算了。
あたしは、エドガーの恋人なんかじゃないから。
我又不是爱德格的恋人。
彼とロンドンにいたときは、この岩のことを忘れるほど、フェアリードクターとしての自分が世の中に受け入れられていると感じられた。そんなことも忘れたい。
和爱德格待在伦敦时,莉迪雅感到身为妖精博士的自己,似乎被这个世界所接纳,让她几乎忘了家乡这块岩石,她希望能连同这种感觉都一并遗忘。
「おい、誰もいないぞ」
“咦?这里根本没人啊。”
話し声が聞こえ、リディアははっと首を動かした。いつのまに人が来たのか、岩の向こうがわにふたり、若い男が立っているのが見えた。
莉迪雅听到说话声大吃一惊,回过头探视,两名少年不知何时来到这里,并且站在岩石的另一边。
岩陰にいるリディアのことが、向こうからは見えないらしい。それとも、すでに境界に踏み込んでいるから見えないのだろうか。
他们的位置似乎看不见躲在岩石角落的莉迪雅,或者是因为莉迪雅踏进了妖精界,所以两人才看不见她呢?
「おかしいなあ。このへんにいるはずだから呼んできてくれって、カールトン氏は言ってたんだけど」
“真是怪了,克鲁顿先生明明说她应该在这里,才要我来这里找她的。”
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