《伯爵与妖精》卷八第五章只为你一人的魔法6
水棲馬(ケルピー)は、うっとうしそうに水面から顔だけ出してそう言う。
格鲁比只肯从水面露出脸,并且一脸郁闷地抱怨。
「クリスマスよ。あたしたちにとってはステキな一日なの」
“今天是圣诞节喔,对我们来说是最美好的一天。”
「俺にとっちゃ最悪な日だ。鐘の音がうるさいし、町へ近づこうものなら宿り木だの柊だの魔よけだらけだ」
“对我来说却是糟糕透顶的日子。钟声吵得要命,想靠近镇上又到处都是槲寄生或冬青之类的驱魔物。”
|魔性の妖精(アンシーリーコート)であるケルピーにとっては、何もかも不愉快(ふゆかい)であるらしい。
对身为邪恶妖精的格鲁比来说,圣诞节的一切似乎都令他极度不愉快。
「でも、クリスマスプレゼントを持ってきたのよ」
“我是拿圣诞礼物来给你的喔。”
リディアは、鵞鳥の包みを差し出した。
莉迪雅说完便将装着鹅肉的包裹递给格鲁比。
人の姿になって、岸辺のリディアのところまであがってきたケルピーは、無造作(むぞうさ)に受け取る。
幻化成人型的格鲁比走上岸来到莉迪雅身边,并且随手收下礼物。
「死んでるじゃないか。どうせなら、生きたまま喰(く)いたかったな」
“这已经死掉了吧,要吃的话我比较想吃活的。”
「文句言わないの」
“别抱怨了。”
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