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《伯爵与妖精》卷九第三章噩梦降临伦敦桥9

时间:2012-10-11 13:20:11  来源:可可日语  作者:ookami

「聞こえるわけねーだろ。近くにいた小妖精がしらせてくれたんだ。おれさまがこのロンドンの妖精たちの兄貴分として、日頃から面倒見てやってるからだぞ」

「不可能听得见吧。是附近的小妖精告诉我的。本大爷可是伦敦的妖精们的老大,平时它们有麻烦都要我罩着呢。」

「そうだったの。ニコ、ありがと……、役立たずだなんて言ってごめんなさい」

「是这样啊。尼可,谢谢你……之前说你没用之类的,真对不起。」

リディアは素直に感謝する気持ちになって、ニコの手を取る。

莉迪雅坦率地表达着谢意,拉住了尼可的手。

抱きしめようとしたのに。

本打算抱住它的。

「わっ、やめろよ、泥がつくじゃないか」

「哇,快住手,都粘到泥啦。」

エドガーよりも、ひどいのはこいつだった。

这家伙比爱德格还过分。

むっとしながらも手を離す。それでも、ニコの能天気な態度のおかげで、リディアは少し落ち着きを取り戻していた。

莉迪雅心头火起,放开了它的手。但多亏尼可这种轻松随意的态度,莉迪雅稍微冷静了一点。

けれども、気を緩めることができたのはほんの一瞬だけだった。

但是,平静的时光是短暂的。

身動きもせずに突っ立っていたレイヴンが、急に身構えたからだ。

一直一动不动地侍立着的雷温,忽然拉开了架势。

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