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《伯爵与妖精》卷九第四章精灵女王3

时间:2012-10-17 13:26:03  来源:可可日语  作者:ookami

上着をリディアに与えたままの彼の方が寒いだろうに、そんなそぶりを少しも見せなかったことを思い出す。

把上衣给了莉迪雅,他一定很冷吧,但这种样子是她前所未见的。

結局リディアが言葉をかけることができたのは、屋敷へ着いて馬車を降りる直前、それもありきたりの言葉でしかなかった。

结果,直到到了伯爵府前,要下车的时候,莉迪雅才开了口,说的也只是那种最平常的安慰话:

『レイヴンは、きっと無事よ。あなたのもとへ帰ってくるわ』

『雷温一定会平安地回到你身边的。』

なぜだか驚いたようにリディアを見て、エドガーは突然リディアの手を握った。

爱德格不知为何大吃一惊似的看着莉迪雅,突然握住了她的手。

『こんなに冷たい手をして……、つらい思いをさせたのに、僕を心配してくれるのか』

『你的手好凉……我害你受了这么多苦,你还在担心我吗?』

彼が苦しそうに黙り込んでいたのは、レイヴンのことだけではなかったのだろうか。

让他痛苦地保持沉默的,似乎不仅仅是雷温的事。

『どこへも行かないでくれ。きみさえいてくれるなら、僕はまだ、戦える』

『你哪里都不要去。如果有你在,我就还能战斗下去。』

リディアは答えられなかったけれど、思い出しながら、頬が熱くなるのを感じている。体があたたまったせいだと考えることにする。

莉迪雅虽然没有回答,不过一想起来这句话,就感觉脸颊发烧,她决定把那当作是身体暖和过来的迹象。

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