《伯爵与妖精》卷九第四章精灵女王6
「きみが無理に強がったりしてないか、心配になっただけなんだ」
「我只是担心你是不是又在逞强了。」
立ち上がったエドガーが、こちらを見ているのがわかって、急に緊張した。
爱德格站了起来,她知道他在往这边看,马上紧张起来。
もちろんソファの後ろのリディアは見えないはずで、リディアの方からも彼の顔は見えないけれど、こちらを向いているのはわかる。
当然他应该看不到沙发后面的莉迪雅,莉迪雅也看不到他的脸,但是,她知道他正看着这边。
「だからね、きみにはどうでもいいことかもしれないけど、いちおう言っておくよ。何があっても愛してる、僕の妖精」
「所以呢,即使你不会把我的话放在心上,我还是要事先说好。不管发生什么事,我都会永远爱你,我的妖精。」
ドキドキして、じっとしていられないくらい体が熱い。ひざをかかえて座り込みながら、リディアは全身に力を入れている。
心跳加速,浑身发热,无法冷静下来。抱膝而坐的莉迪雅,用力地缩紧了身体。
エドガーは、いつもの軽い口説(くど)き口調ではなく、やけに淡々(たんたん)としていたが、リディアにはなんとなく、やるせなく聞こえた。
爱德格的语调不像平时那样轻松,而是非常平淡。然而,莉迪雅总觉得,他听起来好像无精打采的。
じっさい彼は、やるせない心境だったのだろう。
他实际上就处于心情低落的状态吧。
「でもこの先、きみの方が僕を許せなくなるかもしれない。わかってくれとは言わない。でも隠せばもっときみは傷つくだろうからね」
「但是,将来你可能不会原谅我吧。我不想要求你理解我,但是如果隐瞒下去对你更会是种伤害。」
不穏(ふおん)な言葉だった。
他说了句让人不安的话。
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