《伯爵与妖精》卷九第五章无法阻挡的心意1
「リディアー、助けてくれよお」
「莉迪雅——帮帮我啊!」
声の方をさぐるように、小屋の中ほどに立てかけられた梯子(はしご)の向こうを覗(のぞ)き込む。と。
她分辨着声音传来的方向,仔细搜寻立在小房中间的梯子对面的地方。于是——
「ニコ!まあ、どうしてここにいるの?」
「尼可!哎,你怎么会在这里?」
柱にくくりつけられていた灰色の妖精猫は、むっとした顔でリディアを見た。
被绑在柱子上的灰色妖精猫,一脸气愤地看着莉迪雅。
「ずっと呼んでたのに、起きないってどういうことだよ。ケルピーの奴が、おれさまをこんなひどい目にあわせやがったんだぞ」
「我一直在叫你啊,你怎么不起来呀?格鲁比那混蛋,居然敢对本大爷这么过分!」
急いでほどいてやりながら、ごめんなさいとリディアはつぶやく。
莉迪雅连忙一边道歉,一边帮它解开。
「どうしてあなたまで……。ケルピーにつかまったの?」
「怎么连你也……你是被格鲁比捉来的吗?」
「知るかよ。夜中にいきなり来て、眠ってるおれさまをむんずとつかんでこんなところへ連れてきやがったんだ。マッチで火をつけろって言うからそれが用事かと思ったら、今度はしばらくここにいろって縛り付けたんだ」
「天晓得。他半夜里突然闯进来,把睡梦中的本大爷一把抓起来带到这种地方。他让我用火柴把火点着,我本以为就这点事呢,结果他让我暂时待在这里,还把我捆得这么结实。」
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