《伯爵与妖精》卷九第五章无法阻挡的心意10
「それでここは、妖精界？」
「那么，这里是妖精世界？」
「いいえ、人間界のとある場所です」
「不，这是人类世界的某个地方。」
まだましだな、と思った。かといって、有利というわけでもない。思いがけない魔法の力に惑わされることが少ないだろうというだけだ。
这样更好一点。虽说如此，这对自己也算不上有利，只是减少了一点被意想不到的魔法之力所困的可能而已。
けれど、レイヴンに本気で武器を向けられるだろうか。
但是，真的能对雷温挥动武器吗？
精霊に支配されているレイヴンの意識を、どうやって呼び戻すのか、方法も見つからないままここにいるのだ。
他还不知道如何唤回被精灵控制的雷温的意识，只能在这里等待。
そのとき、アーミンがはっと身構えた。そばの茂（しげ）みががさがさと動いたからだった。
这时，雅美突然拉开了架势。旁边的树丛沙沙地晃动着。
「伯爵（はくしゃく）、ああ、いたいた」
「伯爵，哎呀，找到了找到了。」
しかし、聞こえた声は拍子抜けするようなものだ。
但是，传来的声音却有点令人失望。
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