《伯爵与妖精》卷九第五章无法阻挡的心意10
「ここへ?どうしてここがわかるっていうんだ?」
「来这里?她怎么会知道这个地方?」
「リディアを返せって、ケルピーの奴が伯爵邸(はくしゃくてい)へ怒鳴り込んで来やがったけど、帰ってきてないからさがしに行ったんだ。そしたら、途中で妖精に道を訊(たず)ねたらしくってさ。妖精の近道へ入ったなら、あんたのいるところへ出てくるんじゃないかと思って」
「格鲁比那家伙在伯爵府前怒吼着「把莉迪雅还给我」,因为她没回来又去寻找她了。然后,听说她途中向妖精询问了道路。如果她走进了妖精的近路,不就会来到你现在待的地方吗?」
「なんだって?ここへ来てしまったら危険だよ?プリンスが用意した場所だ」
「什么?如果她来到这里不是很危险吗?这可是王子指定的地方。」
「え、そうなのか?」
「哎,是这样吗?」
驚いて、その場から飛び上がったニコは、茂みへさっと身を隠した。が、ふさふさしたしっぽがまる見えだ。
大吃一惊的尼可跳了起来,唰地藏进了树丛里。不过,毛茸茸的尾巴却露在了外面。
しかしまた思い直したように葉の隙間から頭を出し、エドガーを見あげる。
但他好像又重新考虑了一下,从树叶的间隙中露出头来,仰视着爱德格。
「妖精の近道なら、早くたどり着きたいと思ってるところへ出る。リディアは、きっとあんたとレイヴンのことを気にしてるはずなんだ」
「莉迪雅想早点到达这里,才会走妖精的近路吧。她一定很关心你和雷温的事。」
「なら、すぐにリディアを見つけて、ここから出るように言わないと」
「那么不用说,我得马上找到莉迪雅,把她从这里带走。」
ニコは木の葉の間で頷いた。
尼可在树叶之间点了点头。
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