《伯爵与妖精》卷九第七章宴会开始了2
復活なんてさせない。レイヴンを|悪しき妖精族(アンシーリーコート)には渡さない。
决不能让女神复活。决不能把雷温交给邪恶的妖精族。
エドガーは渾身(こんしん)の思いで剣を振った。
爱德格满怀这样的决心,挥动了利剑。
頭上の木々を横切るような、大きな羽音がして、夢の中をさまよい続ける少年は空を見あげた。
听到横穿过头上的树枝的巨大的振翅声,彷徨于梦中的少年抬头仰望着天空。
黒い翼だった。
是黑色的翅膀。
さっきまで何度も見ていた、あの灰色が混ざるズキンガラスの姿ではない。
不是之前看到过好多次的那只搀杂着灰色的小嘴乌鸦。
漆黒(しっこく)の、大鴉(レイヴン)だ。
是漆黑的,大乌鸦。
堂々と翼を広げ、我が物顔に空を横切る。世界の支配者だとでもいうのか、その黒い影を見あげた森は、風さえ凪(な)いで身じろぎもせず、あたりは不意に静寂(せいじゃく)に包まれる。
它庄严地张开双翼,旁若无人地掠过天空。说它是世界的统治者也不为过,在那黑色的影子之下的森林中,连风也止息了,树木都一动不动,周围一下子变得万籁俱静。
そのとき、少年は思い出していた。
这时,少年想起来了。
はじめて彼のことを、レイヴンと呼んだのはエドガーだった。
第一次称他为雷温的人是爱德格。
『おまえの主人を見つけたわ』
『我找到了你的主人。』
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