《伯爵与妖精》卷九第七章宴会开始了3
「ケルピー、スコットランドまで走るつもり?」
「格鲁比,你打算跑到苏格兰吗?」
リディアが声をかけたことを不思議に思ったように、ケルピーは少しだけ首を動かして振り返った。
像是对莉迪雅对主动搭话感到很惊讶似的,格鲁比稍稍回了一下头。
「ああ、当然だろ」
「啊,当然了。」
「もうすぐ日が暮れるわ」
「马上就要天黑了。」
「知ってる」
「我知道。」
「あたし、野宿はいやよ」
「我不想露宿野外哦。」
「心配すんな。一晩中走り続けるつもりだ」
「不用担心。我打算跑一整晚。」
ということは、ケルピーの背中で眠るしかないらしい。
这么说的话,只好在格鲁比的背上睡了。
眠ってしまっても落ちることはないだろうけれど、家へ着くまでにぐったり疲れそうだ。
虽然睡着了也不会掉下去,不过在到家之前就会筋疲力尽。
疲れ知らずの水棲馬(すいせいば)と旅なんてするものじゃないわねと思う。
她有种怎么会和不知疲倦的水栖马一起旅行的想法。
けれどケルピーが、真剣にリディアの身を案じてくれているのはわかっている。いつものケルピーらしくないほど強引なやり方も、事実リディアがねらわれていて、それだけ危険が大きいからだともわかる。
但是莉迪雅知道,格鲁比是认真地担心着她的安危。她也知道,格鲁比会采用和平时完全不同的强硬做法,是因为莉迪雅确实被盯上了,处境非常危险。
獰猛(どうもう)な水棲馬のくせに、変な妖精だ。
明明就是凶猛的水栖马,真是个奇怪的妖精。
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