《伯爵与妖精》卷十第二章心爱的妖精博士9
それとも、エドガーは相変わらず、打算的にリディアを利用しているだけなのだろうか。
还是说,爱德格仍旧只是打算利用莉迪雅?
「疫病(えきびょう)をもたらす妖精はいるわ。湿地帯(しっちたい)に住んでいて、人が侵入(しんにゅう)してきたり貢(みつ)ぎ物(もの)を怠(おこた)ったりすると、病気で人も家畜(かちく)も滅ぼしてしまう、恐ろしい妖精よ」
「带来疾病的妖精们一般生活在湿地中,可一旦它们的领地遭人入侵,又没有及时献上贡品,它们就会带来疾病,是可以毁灭人和家畜的可怕妖精。」
エドガーに宝剣さがしを依頼されたとき、彼が本物の伯爵(はくしゃく)ではなく、偽(いつわ)ってフェアリードクターを利用しているのだと知っても、この力が役に立てるならいいとリディアは思ったのだった。
被爱德格委托寻找梅洛欧宝剑的时候,她就已经知道他并非真正的伯爵,也知道他说谎利用她这个妖精博士的事实,但莉迪雅依旧想以自己的力量,帮助他塑造好伯爵这个角色。
だから今も、エドガーの本音は関係なかった。
所以到现在也一样,即使爱德格说的不是真话也没有关系。
妖精としかかかわれなかった自分が、人の世にいる意味は、この能力だと思っているから、役に立つならそれでいい。
只能与妖精们沟通的自己留在人世的意义,就是充分利用这个能力。
そう思って、言葉を続ける。
莉迪雅心中这样想着,继续说道。
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